ブライスキャニオン国立公園~旅の壁紙~
旅の壁紙第3回目は、ホワイトサンズと並んで私たちの大好きな場所1位に君臨するブライスキャニオン国立公園です。
*ブライスキャニオン国立公園について*
ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)は、アメリカユタ州にある国立公園です。
ゲートシティであるラスベガスからは、ザイオン国立公園の中を抜けて、アクセスします。
ブライスキャニオンの特徴は何と言ってもフードゥーと呼ばれるオレンジの突起群。
これがすり鉢状の大地に無数に生えているのです。
これ、どうやってできたのかと言いますと……。
ブライスキャニオンは、アリゾナ州、ユタ州、ネバダ州、コロラド州一帯の地盤になっているコロラドプラトーの中で、
一番高い位置にあります。
「山の天気は変わりやすい」と言いますが、ここも同じで天気が不安定なのです。
雨、嵐、雪、何でもありです。
雨が降って、土が水分を含み、気温が下がって、氷(霜柱のようなもの)になり、今度は太陽で氷が解ける。
そんなことを繰り返し、柔らかい土がどんどんとなくなり、硬い土だけが残る。
こうやって、フードゥーが出来上がったのです。
1回目にブライスキャニオンに行った時のエピソード。
季節は4月。
夜遅く到着したので、その日はその日はホテルの直行。
2日目の朝、ものすごーーーーーく寒かったのですが、朝日を見にブライスキャニオンに向かいました。
気温は多分マイナス。
私たちは真っ暗な中、ビューポイントに立ち日の出を待ちました。
周りが徐々に明るくなり、フードゥーにかかっていた霧が晴れていきました。
空が紫色になり、白い雲の中からオレンジ色のフードゥーが顔を出した時、
私たちは、2人とも、「あっ、ラピュタだ」と。
そう、その姿は「天空の城ラピュタ」の龍の巣を発見した時のようだったのです。
きっと宮崎駿さんは、この光景を見たことがあるのではないかと思います。
ブライスキャニオンに行ったら、必ず朝日を見に行ってください。
ラピュタの世界が見れますよ♪
*この写真について*
この写真は、ブライスキャニオン国立公園のインスピレーションポイント(Inspiration Point)から見た朝日の風景です。
季節は3月の終わり。
気温はマイナス10度。
寒くて寒くて大変ですが、ブライスキャニオンは冬、そして雪のある時が一番きれいです♪
ブライスキャニオンにはたくさんのビューポイントがあります。
朝日のポイントとして、サンライズポイント(Sunrise Point)、
夕日のポイントとして、サンセットポイント(Sunset Point)がありますが、
どの時間もこのインスピレーションポイントからの風景が一番きれいです。
大自然のパワーそして素晴らしさを感じてください!
*アクセス*
ゲートシティはラスベガス。
ラスベガスからは車で約5時間。ザイオン国立公園の中を通ってブライスキャニオンに抜けます。
ラスベガスからはザイオンとセットのツアーがたくさんあります!
私たちのラパンツアーズでも、アドベンチャーツアーを催行していますので、お気軽にご連絡ください!
■注意
ザイオン国立公園内を抜ける際、国立公園の入場料(車1台25ドル)が必要になります。
*最寄りの観光地*
・ザイオン国立公園:ユタ州
ラスベガスから約2時間。緑と切り立った岩が特徴の国立公園。
・アンテロープキャニオン:ユタ州
洞窟のような狭い空間にに天井から光が入っている写真が有名な場所
*連載記事*
*ブライスキャニオン国立公園関連の私の記事*
マイコミジャーナル「知らないと損をする本格的アメリカ旅行術」より
・『天空の城ラピュタ』を髣髴とさせるブライス・キャニオン国立公園(前編)
・『天空の城ラピュタ』を髣髴とさせるブライス・キャニオン国立公園(後編)
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