第163回「ほとんどタダ」2010/01/06放送
01/07/2010
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第163回「ほとんどタダ」
友人の話。
メキシコで物を売る人に声をかけられました。
その時の言葉が、「ほとんどタダ」。
「ほとんどタダ」と言いながらついてくるので、いくらなのかと聞いてみたら、
日本円にして20円。
うん、確かにほとんどタダ。
また同じ友人の話。
彼女はロサンゼルスに住んでいますが、一切英語を話しません。
でも、誰とでも完璧にコミュニケーションが取れています。
相手と話したいという意思があれば、言葉は関係ないのです。
その方は、言葉よりもっともっと大切な、
人間同士のコミュニケーションの仕方を知っている人なのです。
彼女は、世界中を旅しています。
そして、現地の人たちに溶け込もうとします。
ある時、道を歩いていたら面白そうなものを食べている人がいたので、
「それを食べたいのだけれど、どこに売っているの?」と声をかけました。
もちろん日本語で。
すると、見慣れない国の人がそんなことを言うので相手の人も喜んで、
それを売っているところに連れて行ってくれて、
同じものを注文。
そしておごってくれたそうです。
人と人とのコミュニケーションは言葉なくてもできるものなのですね。
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