オーロラ連載第1話「オーロラ観測体験記」

第1回目は、「オーロラ観測体験記」
。

僕達がオーロラにハマるきっかけとなった初めてのオーロラに遭遇した時のお話です。

初めてオーロラを見るためにアラスカに行ったのは2013年の10月。
それまでは多くの方々同様、「一生に一度は見てみたいオーロラ」という言葉を鵜呑みにして、なぜか、一生に一度だけしか見にいけない、
そしてなかなか見ることの出来ない特別なものだと思いこんでいました。

オーロラ観測に訪れたのはフェアバンクス。

DAY1。

夜8時頃でしょうか。
食事を終えてレストランから出ると、空には、花火大会の後のような不思議なモヤが広がっていました。煙とも雲とも違うそのモヤは、ゆっくりと、でも確かにはっきりと形を換えながら、次第に緑ががってきました。

「あれ???これがオーロラかもしれない」

オーロラだと確信を持ったころには、
空全体が緑色で、光のカーテンのようにユラユラと動いています。
ギョっとすると言うのはまさにこの様子を言うんでしょう。
それはまるでUFOとの遭遇、またはゴジラの出現。
それぐらいのインパクト。

急いで滞在先のロッジに戻り、カメラを用意する頃には、
オーロラは頭上に広がり、
緑やピンクや紫と、どんどん色が変わっていきます。

 

そしてやってきた、オーロラ大爆発!!
頭上のオーロラが、ある1点から自分に降り注ぐように放射状に伸びてくるのです。
オーロラは激しく伸びたり縮んだり。
例えるならば、大きなサバの群れの真ん中にすっぽり入ってしまったような感じ。
とにかく、空と自分がくっついてしまいそうなぐらい、なんだかよくわからない無数の光の柱が自分にめがけて降り注いできました。

夢中で写真を撮り、気がつくともう2時間は外に出ていました。

その後、激しいオーロラはいつの間にか消え、
白いモヤだけが花火大会の後のように空に残っていました。

これが、僕達とオーロラの初めての出会い。

このオーロラ大爆発を見てしまったらもう、
「また見たい!!」「もっと凄いのが見たい!!」という気持ちがどんどんと湧いてきて、
はじめは数日だったアラスカ滞在が、
年を追うごとに1週間になり、10日になり、最近は2週間から3週間、
冬のアラスカフェアバンクスに滞在するようになりました。

そして、やっぱり皆に見せたいんですよね。凄すぎて。
もう色々なものが全部吹っ飛んで、
「太陽、地球、宇宙、自分」という、
とてもシンプルな世界にポッコーーーンと入り込んでしまうんです。

何にもわからない宇宙の中で、まぁ自分もよくやっているよと、
不思議な自信が湧いてくるのです。

さて、これからオーロラに関する連載をはじめます。
オーロラのメカニズムから、オーロラ体験、
アラスカフェアバンクスの名物料理や、温泉の話まで、
盛りだくさんでお届けします。
お楽しみに!!

たっく